★内蔵脂肪の蓄積に注意

内蔵のまわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満は動脈硬化や高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質代謝異常)を起こしやすくします。内臓脂肪型肥満高血糖高血圧高脂血症脂質代謝異常)の3つのうち2つ以上ある状態を「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。

  メタボリックシンドローム は自覚症状がなく、放っておくと動脈硬化を進行させ、心臓病
  や脳卒中、循環器病の原因となります。
★ウエストサイズは大丈夫?

 肥満には皮下に脂肪が蓄積する洋ナシ型肥満と、内臓のまわりに脂肪が蓄積するリンゴ型肥満の2つのタイプがあります。

「皮下脂肪型肥満」は外見から明らかにわかりやすいですが、「内臓脂肪型肥満」は外見では分からないことがあります。簡単に調べる方法は、ウエスト周囲径(へそまわり径)が男性は85p以上、女性は90p以上で内臓脂肪型肥満が疑われます

ウエストは立ったまま、軽く息を吐いた状態でおへその高さで測ります。

★メタボリックシンドロームの診断基準
 
   メタボリックシンドロームは、ウエスト周囲径の基準を超え、かつ他の選択項目のうち2項
   目以上あてはまる場合に診断されます。  

内臓脂肪の蓄積

腹囲(へそ周り)

男性 85p以上
女性 90p以上

男女、腹部CT検査の内臓脂肪面積が100㎠以上に相当

                                 +

脂質異常

中性脂肪

HDLコレステロール

150mgdL以上

40mgdL未満

上記のいずれかまたは両方

高血圧

最高(収縮期)血圧

最低(拡張期)血圧

 

130mmHg以上

85mmHg以上

上記のいずれかまたは両方

高血糖

空腹時血糖値

110mgdL以上

      角丸四角形: ウエスト周囲径+2項目=メタボリックシンドローム!

★メタボリックシンドロームの予防・改善


1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にくすり

  メタボリックシンドロームを予防、改善するためには、生活習慣を改善して、内臓脂肪を減
  らすこと。運動習慣をもち、食生活を改善し、禁煙を始めましょう。すでに治療が
  必要な方は、医師の指導により、薬が必要となることもあります。